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29
(日)
2017.1
2号機の原子炉格納容器、パイプ入れ内部を撮影
京電力は26日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉格納容器にカメラ付きのパイプを入れ、内部を撮影する調査を始めた。装置交換用のレールや歩行用の足場などが見え、目立った損傷や障害物はなかった。

福島第一原発2号機の格納容器内の様子。装置搬入用レールと歩行用の足場が映っている(26日、東京電力提供)
福島第一原発2号機の格納容器内の様子。装置搬入用レールと歩行用の足場が映っている(26日、東京電力提供)


福島第一原発2号機の格納容器内の様子。下は装置搬入用のレールで、上に歩行用の足場がまたがっている(26日、東京電力提供)
福島第一原発2号機の格納容器内の様子。下は装置搬入用のレールで、上に歩行用の足場がまたがっている(26日、東京電力提供)


福島第一原発2号機の格納容器内にある装置搬入用レール(26日、東京電力提供)
福島第一原発2号機の格納容器内にある装置搬入用レール(26日、東京電力提供)


 今後、さらにパイプを延ばしたり、小型ロボットを投入したりして、炉心溶融(メルトダウン)で溶け落ちた燃料の観察を試みる。

 これまでの調査では、1〜3号機のいずれも、溶けた燃料は直接見えていない。もし溶融燃料が見えれば、2011年3月の事故発生以来、初めてとなる。

 パイプの直径は11センチで、先端にカメラと照明が付いている。格納容器の壁面を貫く配管のふたに穴を開け、この穴にパイプを通した。

 映像によると、格納容器内はもやで視界が悪いものの、制御棒を上下させる「制御棒駆動装置」を交換する際に使うレールや足場が原形をとどめていた。所々に黒っぽい堆積物も見えた。さびや塗装がはがれ落ちたものと考えられるという。
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