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(水)
2012.10
福島第一作業員の被曝線量、不適切な管理19件
東京電力福島第一原発事故の復旧現場で、福島県の建設会社が作業員の線量計を鉛のカバーで覆わせていた問題を受け、厚生労働省が行った作業員の被曝(ひばく)線量管理の実態調査の結果が30日、公表された。

 鉛のカバーのような意図的な線量の隠蔽はなかったが、線量の誤入力など、19件の不適切な管理の事例があり、同省は東電や主要な元請け37社に再発防止を指導した。

 調査は、昨年11月から今年6月にかけて、1か月当たり5ミリ・シーベルトを超えて被曝した延べ1813人の作業員を対象に行った。

 作業員は、作業日ごとの被曝線量の記録用と、1か月間の累積被曝線量の記録用の二つの線量計で線量を管理。調査では、両方の線量計の差が25%以上ある不審な事例が28件見つかった。うち19件では累積被曝線量を誤って少なくデータ入力するなどの不適切な事例があったが、意図的な隠蔽までは認められなかった。

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